チビのオランダ日記

オランダの不妊治療の記録です。

IVF(体外受精)に至るまでの経緯と流れ ー中編ー 血液検査と卵管造影検査

 

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病院のフルーツ売り場🍎いつも美味しそうなフルーツが売っているので病院に行った日は必ず覗きます♪

 

 

 

こんにちはチビです

 

 

 

今回は前回の続き、IVF(体外受精)に至るまでの経緯と流れの 後半 中編です。

早速行きます‼️

 

 

 

病院からの予約の連絡

 

アンケート冊子を病院に送ってから1.2週間たった頃(2019,08,22)、メール(Eメール)で

『予約を受け付けました(2019,09,17に)来てください』という連絡が来ました。

メールが来てから約1ヶ月待ち。。。

 

 

初めての問診

 

初めての問診で一番ビックリしたのが会話が殆ど分からない😥

日常会話は殆どできるほどの英語レベルですが全然分かりません。。。

???がいっぱい💦💦(でも後からは同じ言葉が飛び交うのでだんだん分かってきます)

旦那さんにその都度私がわかる様に英語で翻訳して貰いながらだったので

すごく時間がかかったと思います。

 

日本でも病院での会話には普段使わない単語を使うのと同じことだと思うのですが…

 

例えば。。。

セックス=性交渉 卵=卵子 

そして卵巣、子宮、精子、粘膜などなど…

普段使わない言葉が飛び交います。

 

 

でもオランダの凄いところはお医者さんも時々、英単語が分からない事があって

そんな時は『私の英語が上手くなくてごめんなさい』と言われました。

私がオランダ語が出来なくて向こうが私に合わせてくれてるのに。。。

しかもその英語も分からないと言う始末💦

(でもその位オランダでは英語が普及しています)

 

 

そして、問診はアンケートにも書いた事で

重要なパートはもう一度、間違いかないか確認の質問を何点かされ、

簡単な妊娠のプロセスの話し、もし不妊治療をするとなると

どんな治療があるかの簡単な説明がありました。

 

 

私がなかなか理解できないと模型や絵を描いて丁寧に

ゆっくりお話ししてくれました😌

 

問診後、私たちは自然妊娠ができる体なのか

調べる始めのステップとして血液検査精液検査をする事を勧められました。

 

 

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採決は問診とは別の場所で行います。採血の部署の入り口にあるマシーンで番号を取り写真の受付でお医者さんに貰った紙を渡して採血の番号カードを貰います。この受付の奥に待合があり順番を待ちます。



 

血液検査と精液検査

 

そして同日、血液検査で過去に”クラミジア”

かかった事がないかの検査をしました。

「なぜクラミジア?」と思うのですが過去にかかっていると

卵管が閉じている可能性が高くなるとの事で

血液検査をすると『いつかかっていたのか』の特定は出来ませんが

かかっていたかどうかが見られるそうです。

 

 

旦那さんは精子を採取するための小さな容器

どうやって提出するのかの説明を受けました。

 

 

病院に持っていける時間は朝の限られた時間のみ

(何時から何時だったか忘れてしまいました)

そして採取してから3時間以内に持って行かなければいけなくて

しかも暖かくならない様に気をつけて下さいと言われていたので

新聞紙か何かで包んで持っていきました。。。

 

(旦那さんはこの為に自宅仕事にしました😅)

 

検査結果

 

(2019,10,10)また、約1ヶ月ほど待って検査結果を聞きに病院に行きました。

(確かこんなに時間がかかってしまったのは旦那さんの出張があって

日程が合わなかったからだと思います。)

私の検査結果は陽性。

私は過去に”クラミジア”にかかった事があった様です。

 

 

自覚症上がない事が多いらしいのですが私には思い当たる節がありました…

20代前半だったと思います、いつもと違う”おりもの”が出ていて変だなっと

思っていたのですがその頃は恥かしくて婦人科に行きませんでした。

あの時、行っていれば違った結果が出ていたのかな。。。

 

 

 (ちょっと余談。。。)

学校での性教育、もっとちゃんとした重要なことを教えて欲しかったな…

”クラミジア”ってなんだか遊び人がなるものだと思っていました

ただの性病だと。。。

もし妊娠しないためにHIVに感染しない様に』コンドームを付けましょう‼️

ではなくて

コンドームを付けないと”クラミジア”に感染する可能性があって

もし感染すると将来『妊娠できない』可能性がありますよっと言われれば、

男性も女性ももっと高い意識で受け止めるのではないかと思います。。。

 

 

 

 

そう、私は”クラミジアにかかっていたので

卵管が閉じている可能性が高く、卵管の造影検査をする事になりました。

 

 

 

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採血の部屋も個室になっていて採血専用の肘付きチェアがありました。個室ですが扉はなく全部カーテンになっています。

 

 ちなみに、旦那さんの精液検査は全て正常とても良い状態でした。

 

 

卵管造影検査の説明

 

採血の検査結果を聞きに行った日に造影検査の予約(2019,10,17)を入れ

検査方法を詳しく説明されました

 

検査はまず、レントゲン室で行われます。

子宮に少し先の広がる(小さな風船の様な)管を入れて

そこから造影剤を子宮、卵管へ流していきます。

この造影剤はレントゲンに白く写るので液が管を通ったのか

どうかが見える様になります。

 

 

この時、もし”クラミジア”や”他のバイ菌”が子宮にいた場合

造影剤が子宮、卵管そして卵管から体内に入るのでそれと一緒に

体内に菌を撒き散らさない様に菌を殺すを渡されました。

 

薬は2種類 

アジスロマイシン錠(Azitromyc SDZ) 抗菌作用のある抗生物質の様です。

ナイキサン錠(Naproxen Mylan) 痛み止めを処方されました。

 

アジスロマイシン錠(Azitromyc SDZ)を検査の前日の朝に、

ナイキサン錠(Naproxen Mylan)は検査に来る3時間前に飲んでくださいと

言われました(ただこれが間違った案内で後から色々あるんです。。。)

 

 

 

ちなにみ検査の日は、旦那さんは大事な会議があることを忘れていて

私一人で行く事になりました。。。

 

 

 

造影検査当日

 

まず事件は前日に起こります。。。

私、自分を過信して薬を飲むアラームをかけなかったんです。

そしたらすっかり忘れてしまって…寝る前に思い出したんです。

 

 

旦那さんに話したらささっとネットで調べてくれて

『そんなに大した事ないから気にしなくて良さそうだよ』っと言われて

その日は飲まずに寝たんです。

 

そして当日(2019,10,17)、この日は診察の部署には行かず

直接レントゲンの部署に行きました。

薬を飲んでない事がとても気になったので受付の方に

その事を伝えると、何処かへ連絡を入れて確認をとってくれたんですが

「大丈夫です」と。。。

 

そして待合室に案内され待つ事、数分。

今日の検査を担当してくれる方がレントゲン室に呼び込んでくれて

まず聞かれました

「薬を飲み忘れたって聞いたけどどの薬?」って

そして薬を見せたら「言ってくれてありがとう!!」って感謝されたんです😅

 

 

そこで痛み止めは飲み忘れてもここで解決できるけど

抗生物質を飲んでいないのはバイ菌を体全体にばら撒いてしまう

恐れがあるのでとても大変な事になる可能性があるので

本当に伝えてくれて良かったっと言われました。。。

 

 

と言う事で今日の検査はキャンセル。

次の週に新しい予約を入れる事になりました。

そしてここでもう一つ判明した衝撃的な事実

この抗生物質、前日ではなくて5日前に飲まないといけないらしいです💦

 

その事実を知って昨日薬を飲み忘れた事を喜びました。

だってちゃんと飲んでいたら何も言わずにそのまま検査していたかもしれないので。

 

 

そして次は5日前に抗生物質を飲み

検査3時間前に痛み止めを飲み(2019,10,22)に無事?検査をしました。

 

 

 

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病院のメインフロアの吹き抜け。。。

 

 

っと本当はこの回で話しを締め括ろうと思っていたのですが

書いてるウチに色々と思い出してまた長くなってしまったので

 

造影検査がどうだったのかなどはまた次回に。。。